たとえ、少ない資金でも、それを担保に元金の何倍もの金額で取引ができることで、うまく円高、そして円安が進めば短期間に、大きく利益を得ることができるのも夢では、ないということもあって、FXは今かなり注目を集めていますが、しかしながら、この反対の状況になることも十分ありえることも、前もって覚悟しておかなければなりません。
外国為替レートの変動は、さまざまな世界情勢の変化によって、日々動いていますが、突然予想できない自然災害などで、あっと言う間にその国の経済状況も変化します。レートの変動は、その国の経済状況が元となって変動しますので、その背景の変化は予知できることもありますが、まったく予知が皆無の時もあります。
FXは、短期間で大きな利益を得ることができる代わりに、短期間で大きな損失を起こすことも理解しておきましょう。
元手となった証拠金で何倍もの取引を行っていて、翌日外国為替レートがたった1円だけ変動したら、あるいはそのまま円高が進み続けたら、その先は大変な損失をこうむってしまいます。
具体例を挙げると、1ドルが100円の時に100万円を証拠金として、1000万円分の為替をドルでFXを通じて買ったとします。その後、翌日さらに円高で1ドルが99円になってしまいました。そうすると、たった1円の違いですが、1000万円―990万円=10万円の損失です。100万円の証拠金(担保)からその損失10万円を差し引くと90万円。元手となった100万円が90万円となり、10万円もの金額が損失してしまいました。それゆえ、よくFXの投資は、「ハイリスク、ハイリターン」と呼ばれているのです。
